一口に鍼灸マッサージ院といっても、
資格は、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ師の３つに分かれます。

はり師はツボや皮膚の点に鍼（はり）を接触させたり、
穿刺する施術を行うものを指します。

きゅう師はツボや皮膚の点にもぐさなどを使って
温熱による刺激を行う者を指します。

あん摩マッサージ師は人の身体を揉んだり、こする、
押すなどの施術をする者を指します。

いずれも古い歴史があり、国家資格でもあります。
一定の要件さえ満たせば健康保険の取り扱い対象になりますが、
取り扱い自体はほとんど無いようです。

1.文部科学大臣または厚生労働大臣の指定したはり師、きゅう師、あん摩マッサージ師を要請する学校・施設で3年以上学び、治療に必要な知識を習得する。

2．国家資格である、はり師試験、きゅう師試験、あん摩マッサージ師試験を受験し、合格することで厚生労働大臣から免許を受ける

3.都道府県の知事に開設の届出を出す。

腰痛や肩こりを直してもらうために
よく鍼灸マッサージ院をたずねます。

普段の延長線上にある疲れならマッサージ。
通常では考えられないほど疲れているときは、
鍼を使うことが多いです。

私がよく鍼灸マッサージを利用するのは、
痛みの原因に対する指摘が的確だというのがあります。

どの筋肉がこわばっているために姿勢の歪みが起こっているのかなど、
正確に見抜いた上で治療をしてくれます。

鍼は身体に尖ったものを刺すために怖いイメージがありますが、実際は痛いものではありません。
皮膚の痛点にさえ当たらなければ、痛みを感じることはないでしょう。

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